エキストリームカービング



エキストリームカービングターンと言う事で絵はストックを持っていませんが、
極端に体を倒しこんで回っていく滑り方です。

一時期(倒しこんでいく)カービングターン全盛期があり、普通(他にも人がいる)のゲレンデで
このターンをする人が増えた時期があります。

このターンの欠点…
・倒しこむ為には速いスピードが必要
・倒しこんでいる時に極端に視野が狭くなる事
・急なターン弧の変更や停止が出来ない
・ゲレンデを横に滑る為他のスキーヤーと比べ軌跡が違う

問題があり衝突事故が多発した時期があります。
(スキースクールの先生達が安全よりスピードや技術を求め、大衆がカッコ良さを求めた)
カービング板の長所(この板を使用する事で)
・レース系の速度タイムが早くなった。(今までの板では競争にならない程の差)
・比較的簡単にターン出来るようになり、
 脚力の無い女性・高齢者が楽にスキーを楽しめるようになりました。

今では(一般ゲレンデで)倒しこむ(暴走する)人も少なくなり、
普通のスキー板として安全に使用されています。

安全に倒しこめる場所は…
・人が居ないゲレンデ(一般スキーヤーには無理)
・しっかりと整備(整地)されたゲレンデ

そう言う場所を滑れるのは
・スキーパトロールの人(営業運転前にパトロールを兼ねて滑る)
等の一部の人達だけと思っています。