この絵を描いたのは、元絵を最初見た時、凄いと思った(映画館で)のですが、
まじまじと見ていると、(THE ART OF HOLMUSにて)
アニメーションの背景画の為、色々な事に縛られている様に感じられた為。
(アニメの時代設定や、話の設定予算的な事に因り描き込みが中途半端) 元絵よりももっとカラフルで描き込みの出来る絵が 出来る
元絵を超えられる?と感じた為です。
(時代設定が、19世紀のロンドンと言う事で、当時は、石炭に汚れて黒くなっている事が反映されています)
それは、アニメーションには大事なことですが、絵そのものには関係無い事です。
90年夏より色を塗り 初め91年の春ごろ出来あがりました。 下書きは、88年(昭和63年)頃に出来ていたが、 書かずに、お蔵入りしていました。 |
@用紙は吸水性のやや強いの水彩用紙だったと思います。
Aまず1色目 模写でも 元絵のイメージとかけ離れてしまいました。 元絵は、家と家の色がよく似ていて、煙突のすすの、黒い色 が強く、わざと変えて書きました。 B家も、茶色ばかりなので、いろいろな色の家としました。 色がいっぱいあった方が奇麗に見える。
C影も黒でなく藍色を薄くして、透明水彩の欠点(下書きの鉛筆の 後が最後まで残る)を長所として、影としてのこしたかった。 (影を、藍色で表現したかった) Dこのサイズになると机では描けません。イーゼルは絶対に必要です。
(床の上で描けと言う人もいますが、床の上で描くのは、
自分の体を支える事の出来る画用紙・4つ切りまでです)
Eとりあえず、ほぼ1色目が塗りあがり 濃い場所は2色〜3色塗って、下書きが 分かりにくくなった所は、黒で細く塗る。 (注意 色は むらに成らない様に薄くして同じ色を2〜3回塗る) 下の写真は、娘です。サイズが判りやすくなる様に添付しました。 今(02年)では、中学3年生になり、高校受験で私の悩みの種です。 |